

これまでのチャートレス記録計では、トレンド画面をはじめとする各種の監視画面を記録計本体の前面液晶パネルに表示していました。これに対してタブレットレコーダは、一切の表示をタブレットのブラウザ画面に託す、これまでにない新しい概念に基づく記録計です。タブレットレコーダの本体は、データの収集と蓄積を行い、表示用のタブレットとの間は、無線LANや有線LAN、あるいはインターネットを経由して接続されます。 タブレット側には、標準で搭載されているWebブラウザがあれば専用のアプリケーションソフトは一切不要です。 また、タブレット独自の便利な機能や汎用アプリケーションソフトがそのまま利用できるため、使い方は無限に広がります。さらにCC-Link IEとEthernet機器をシームレスにつなぐための共通プロトコルであるSLMP通信機能により、既設のSLMP対応PLC内部にある様々なデータをハードウェアやラダープログラムに一切手を加えることなく記録できます。