エムエスツデー 2022年10月号

信号変換器、警報設定器

Products Review
電力マルチタンシマル(電力マルチ変換器)用
コンフィギュレータソフトウェア(形式:PMCFG)の
ご紹介

電力マルチタンシマル(電力マルチ変換器)用 コンフィギュレータソフトウェアのご紹介

M5XWTUの出力はModbus通信、アナログ出力(*3)、電力パルス/警報出力から、いずれか一つをお選びいただけます。
・ご注文・ご使用に際しては、必ず最新の仕様書でご確認ください。
・オプション仕様により加算価格があります。詳しくは仕様書をご覧ください。

(*1)計測値は約500msで更新されますが、画面に表示される数値はPCとの通信などの影響で
    遅れとバラツキが発生する場合があります。
(*2)ご注文時にアナログ出力を選択した場合に表示されます。
(*3)開発中製品のため仕様・形状が変更になる場合があります。
    ご注文・ご使用に際しては、必ず最新の仕様書でご確認ください。

便利なコンフィギュレータソフトウェア

発売以来、大変ご好評をいただいている電力マルチ変換器(形式:M5XWTU)のコンフィギュレータソフトウェア(形式:PMCFG)をご紹介します。PMCFGは、電力マルチ変換器の各種機能を設定するためのソフトウェアです。機能を設定するほかにも、便利な機能が搭載されています。今回はこれらPMCFGの機能をご紹介します。

290項目にものぼるすべての計測要素を表示するモニタ画面

PMCFGは、電力マルチ変換器の計測する290項目にものぼるすべての計測要素を表示するモニタ画面(上図)があります。
計測対象の電力の状態を詳しく計測したい場合にもお使いいただけます。

接続したすべての機器のテストができるループテスト出力機能

ループテスト出力機能とは、入力信号が接続されていない状態でもご希望の信号を出力する機能です。配線工事終了後のループテストは不可欠ですが、ループテスト出力機能があれば模擬入力信号を入力する必要がなく、その作業を簡略化できます。Modbus通信出力の場合は、上位機器(PLCなど)にテスト値を送信することができます。電力マルチ変換器のループテストは、PMCFGのテスト画面で計測値を設定すると、その計測値に応じた値を出力します。警報出力の場合、計測値に応じて出力がONまたはOFFします。さらにアナログ出力(*3)の場合、出力値を直接指定して出力することもできます。

電流信号だけ(*4)で計測する簡易測定機能

PMCFGに、電圧値と電源周波数を入力すれば、電流信号だけ(*4)で各種計測値や演算値を出力できます。取付け容易なクランプ式交流電流センサ(形式:CLSE)を動力線に設置するだけで簡単に測定対象となる電源の状態をモニタできます。

(*4)別途、電圧(80〜260V AC)を供給する必要があります。

M5XWTUの計測要素(*5)

M5XWTUの計測要素 (*5)三相3線式の場合

接続図

Modbus通信出力の場合 アナログ出力(*3)、電力パルス/警報出力の場合

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