2004年10月号

ホットライン日記

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Q 現場と中央監視室との間の10kmをDC4~20mA信号によって信号伝送していますが、現場側の直流入力変換器が故障したため代替器を探しています。故障した変換器は外国製で、入力がDC1~5V、出力がDC4~20mA、許容負荷抵抗が1500Ωです。中央監視室側の設備については、客先から機器を追加するなどの設備設計変更は行わないようにとの指示があります。出力がDC4~20mAで、許容負荷抵抗として1500Ωまでとれる製品はありますか。

A 通常の直流入力変換器では、DC4~20mA出力の場合に許容負荷抵抗は750Ω以下になります。許容負荷抵抗を1500Ωにするため、2線式直流入力変換器(形式:BVS)とディストリビュータ(DS-42)の併用をご提案します。現場にBVS-6とDS-42-Bをご用意いただき、図1に示すように配線することで負荷抵抗を最大1500Ωまで接続することが可能になります。ただし、現場にAC100V電源が必要です。【井上】

 

Q 2つの室温の温度差を測定するため温度差変換器を探しています。温度差をDC-5~5V信号として指示計へ取り込み、スケーリング表示したいと思います。2線式測温抵抗体用の変換器としては測温抵抗体温度差変換器(形式:DR/DRS)があることを知っていますが、3線式測温抵抗体に対応できる変換器はありますか。

A 測温抵抗体変換器を2台お使いいただくことで対応できます。たとえば、測温抵抗体変換器(形式:M2RS-□5)を使い出力側を図2に示すように結線すれば、指示計へDC-5~5V信号を与えて温度差の表示が行えます。【林】

 
Q 現在、1台の粘度計(測定範囲:0~200mPa・s)と表示器の組合せで粘度を測定しています。今回、低粘度範囲(0~10mPa・s)についても、粘度計を切り替えて表示することを計画しています。なお、表示器は1台で表示したいと考えています。何かよい方法はありませんか。

A 演算機能付 直流入力変換器(形式:MXF)、アナログ信号切替器(形式:MNV)およびアイソレータ(形式:YV)を組み合わせることにより対応できます。粘度計(0~10mPa・sレンジ)の場合にMXFを使い、1:20の比率でスパン調整してDC1~5Vに変換します。なおMNV-2においては、①のSWをONすることにより、 5 - 6 端子の信号を選択します。MNV-2の出力を、アイソレータを使用してDC4~20mAに変換して表示します。【雑賀】


 
 
Q 工場現場内の温度データを数点記録することになりました。温度計のタイプとしては、熱電対と測温抵抗体の2種類があり、上下限警報接点出力も得たいと考えています。一方、盤に入る計器のサイズが限られています。現状だとリモートI/O(形式:R1M)が3台の組合せになってしまいますが、何かよい対策案はありませんか。

A 新製品、12点ユニバーサルアナログ入力ユニット(形式:RZMS-U9)をご提案します。RZMS-U9は1台で熱電対・測温抵抗体・ポテンショメータを計12点と警報出力1点の入出力が付いていますから、結果的にはこのRZMS-U9を1台使うだけで、他の機器を追加することなしに対応できます。なお、パソコンとの間が10m以上離れている場合には、RS-232-C/RS-485コンバータ(形式:R2K-1)を使用することによって総延長500mまで対応できます。 【神原】


 
 
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