「MITA」HOMEへ 各種オートメーション製品の製造販売、環境にやさしい自動化を実現する|株式会社エムジー
会員のページ
ホーム > 「MITA」会員のページ > MsysNet FAQ一覧 > Q53


MsysNet FAQ
DL8 FAQ
DL30 FAQ
RGP FAQ
SCADALINXpro FAQ
会員様向け動画
MITAニュース
バックナンバー
入会案内
会員のページ
株式会社エムジーのWebサイトへ
お問合せ
ホットラインフリーダイヤル
0120-18-6321

メールでのお問合せ

MsysNet Q53


無線テレメータ(1:6)で子局側で、回線断を検出したいと思います。
ところが、「無線回線端子」の回線状態表示は親局でないと使えません。
また、Q.18の回答で記述されている受信ステータスを使う方法は1:1通信でしか使えません。
どのようにしたらよいでしょうか?

背景は次のとおりです。
各子局で、上位からの「許可信号」がONのときに動くマンホールポンプで回線断になると、「許可信号」がONのとき、ON信号が保持されてしまうので解除したいのです。


<A>

親局から定期的にON/OFF変化する接点データを子局に送り、子局でその信号が変化するためにリセットされるタイマを設けます。回線が途絶えると、タイマリセットがされなくなり、タイマがカウントアップされることにより、異常が検出されます。

下記に、1局分の例を示します。実際は6局ありますから親局側は、6局分の計器ブロックが必要です。
SFEWで下記のようなシーケンスを組みます。

【親局】

Gr26: Do送信端子ブロック
Gr30: 間欠タイマブロック
    Item11:60
    Item12:60

【子局】

Gr26: Di受信端子ブロック
Gr30: タイマブロック
    Item11:300
Gr31: タイマブロック
    Item11:300

これは、参考ですので、実際の接点番号などは、実際の信号に合わせて決めてください。
上記サンプルでは、親局SMDMから間欠タイマでデータを送っています。この例では、60秒ごとにON/OFFを繰り返します。
子局SMDMで、間欠タイマの信号を受信し、ON時とOFF時に、それぞれタイマを起動します。
通常は、タイマは60秒以内にリセットがかかりますが、回線断になると、300秒でタイマ完了出力がでます。これらの時間は、計器ブロックの設定で変更できます。

1101が、ONすることにより、異常と判定します。


<< MsysNet FAQ一覧に戻る



このページの先頭へ戻る