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MsysNet Q19


MsysNetのスーパーテレメータで、専用回線を2重化したいと考えています。電話回線2回線と、モデムが2セット必要になるのは当然ですが、スペースや配線の問題もあるので、I/Oユニットは1台でやりたいと考えています。その様な構成は可能でしょうか。

<A>

可能です。ここでは例としてAi4点子局から親局への伝送をあげます。

機器構成  親局:SMDM×2台 (主副回線用)、Mod3×2台(主副回線用)、SML-M4
子局:SMDM×2台 (主副回線用)、Mod3×2台(主副回線用)、SML-G4

専用回線は2回線引いて頂き、各モデム、モデムインターフェースは2セット必要です。

方法は、まず基本ベースとして主回線と副回線に使用する親子のSMDMには、子局から親局へ信号が送れるように設定します。親局のSML-G4のAi信号は、2台のSMDMに信号を送ります。

<ポイント>

親局側の主回線SMDMでは回線断(注1)の検出シーケンスを組んでおきます。親局のSML-M4では、2台のSMDMからアナログ信号と、主回線断の接点信号を受信するための機器間伝送端子(Ai受信端子、Di受 信端子)と、2系統のアナログ信号を切り替える入力切換の計器(注2)を登録しておきます。

通常、主回線で通信しているときには、アナログ信号は入力切換の常に接続されている端子と、フィールド端子間を接続していますが、主回線にて断線検出の接点が立った時には、入力切換の切換スイッチがONになり、副回線側のSMDMから送られてきているAi信号に接続が切り替わるようにします。そうすると、主回線断線時には自動的に副回線経由の信号に切り替わるテレメータの2重化をすることが可能になります。

主回線が復旧すると、断線検出の接点がOFFになり、入力切換は元の端子に切り替わって主回線での通信に自動的に戻ります。

注1:回線断の検出方法は、Q18をご参照下さい。
注2:計器ブロックで登録できる入力選択を登録できるグループ数は制限があります。


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