(株)エムジーカスタマセンター

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現場データをロギングすると同時に、帳票(日報、月報、年報)の自動作成をします。
Webロガー2の充実したロギング/帳票作成機能の概要をブロック図で示します。

Webロガー2の充実したロギング/帳票作成機能の概要をブロック図で示します。
スケジュール操作 PC/サーバ イベント 演算処理 画面表示 稼働監視 I/Oインターフェース SDカード 内部メモリ 帳票 ロギングデータ

*1. FTPSにも対応しています。(DL30-Gのみ) 
*2. HTTPSにも対応しています。(DL30-Gのみ)
*3. 通信について、詳細は通信制御機能をご覧ください。
*4. アナログ演算値(MA)は、ロギング/帳票データとしてサンプリングできます。デジタル演算値(MD)もロギングデータとしてサンプリングできます。
*5. 画面表示について、詳細は遠隔監視 Webサーバ機能をご覧ください。

ロギングデータ

ロギングデータと帳票データは、それぞれ独立してサンプリングするため個別に設定できます。

サンプリング方式(共通) : 瞬時値 / 平均値 / ピーク(最大 / 最小)から選択
最大点数(共通) : 標準仕様 DL30-N 64点(チャネル)
  高機能仕様 DL30-G 128点(チャネル)
基本サンプリング間隔(共通) :1秒
サンプリング間隔(ロギング) : 秒指定(1~ 30 秒)/ 分指定(1~30分) / 時刻指定(0~23 時オフセット可)
サンプリング間隔(帳票) :1時間

帳票

日報/月報/年報を作成します。 最大64チャネル分のAi、Pi、MAのデータを帳票に編集し記録します。

日報 : 1時間毎のデータを24時間分集計
月報 : 日報のデータを1ヶ月分集計
年報 : 月報のデータを1年分集計
最大点数 : 標準仕様 DL30-N 64点(チャネル)
  高機能仕様 DL30-G 128点(チャネル)

内部メモリ

内部メモリにロギング、イベント、帳票データ、並びにトレンドデータをバイナリ形式で記録します。

ロギングデータ : 秒・分間隔データ1日分、時間隔データ1ヶ月分
帳票データ : 日報32件分、月報16件分、年報4件分
イベントデータ : 8000件分、システムログ8000件分、通信ログ8000件分
トレンドデータ 遠隔監視 Webサーバ機能

SDカード

内部メモリのデータをCSV形式のファイルでSDカードに記録します。

記録時間目安
(SDカード容量16GBの場合)
: ロギング、イベント、帳票の各データ10年以上
  (ロギングデータが64チャネル/1分間隔サンプリング、標準仕様 DL30-Nの場合)

I/Oインタフェース

R30シリーズの入出力カードの他、リモートI/OやPLCの入出力も通信経由で取込めます。

  DL30-N DL30-G
アナログ入力 Ai 64点 128点
デジタル入力 Di 128点 256点
パルス入力 Pi 64点 128点
アナログ出力Ao 64点 64点
デジタル出力Do 128点 128点
アナログ演算値 MA*4 256点 256点
デジタル演算値 MD*4 256点 256点

*4. アナログ演算値(MA)は、ロギング/帳票データとしてサンプリングできます。デジタル演算値(MD)もロギングデータとしてサンプリングできます。

演算処理 *4

現場で収集したデータに下記の演算処理ができます。演算結果の値もロギング/帳票データとしてサンプリングできます。

演算の種類 : 加減算/乗算/除算/開平/移動平均/一次遅れ/exp/
  常用対数/自然対数/ ピークホールド(最大/最小)/アナログ積算/
  累乗/F値演算/スケーリング/上下限制限/論理演算

*4. アナログ演算値(MA)は、ロギング/帳票データとしてサンプリングできます。デジタル演算値(MD)もロギングデータとしてサンプリングできます。

稼働監視(DL30-Gの機能)

アンドン画面

稼働、停止、ワーク欠品、段取り替え、異常停止などの設備の状態、あるいは温度や流量、液位などの物理量をリモートI/Oを介して入力し、色分けして名称、数値と共に表示します。

ガントチャート画面

アンドンの色で時間軸表示することによって、装置の状態や数値の値(範囲)を視覚的に表現します。

スケジュール操作

登録したスケジュールに従い指定したデジタル出力(Do)やデジタル演算値(MD)に対し開始時刻になると、そのチャネルからON出力を行い、終了時刻になるとOFF出力することができます。
1つのスケジュールパターンは日単位ごとになっており、各曜日ごとにパターンを割付けることができます。

・スケジュールパターンは64パターン(DL30-G)まで登録できます。
・1つのパターンに最大8チャネルを割付け、チャネルごとに 開始時刻と終了時刻を設定できます。
・当日を含む1週間先の各曜日ごとにスケジュールを登録することができます。

イベント

イベントデータとして下記の3種類を記録します。

イベントログ : Ai/Pi/MAの上下限警報、Di、MDのステータスなど
システムログ : 電源のON/OFFや設定変更、エラーの発生など
通信ログ : メールやFTPなどの通信記録

PC/サーバ

記録したデータは、IP(インターネットプロトコル)網を通じてPCやサーバにアップロード*6できます。

・FTPサーバ/クライアント通信*1
・HTTPクライアント通信*2
詳細は、通信制御機能をご覧ください。

*1. FTPSにも対応しています。(DL30-Gのみ)
*2. HTTPSにも対応しています。(DL30-Gのみ)
*6. アップロードはFTPまたはFTPS(DL30-Gのみ)クライアント通信のみです。