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ここで紹介する各種資料は参考用です。詳細は通信事業者にお問合せください。

FOMA回線

FOMAはNTTドコモが提供しているIMT-2000方式による携帯電話サービスです。携帯電話の世代としてはアナログ方式、PDC方式に次ぐ第3世代に位置します。

FOMAのしくみ

FOMAは、基本的な通信媒体として2GHz帯の電波を使った、国際電機通信連合(ITU)の定めた次世代携帯電話方式の標準規格IMT-2000の技術仕様の1つである「W-CDMA」注1) を使用しています。ベストエフォート型による下り384kbps、上り64kbpsのデータ通信が可能です。従来のPDC方式と同様に「iモード」サービスが提供されます注2)。高速な通信速度を生かして、動画や音声を配信するサービス(iモーションなど)も提供されています。契約体系が、従来の電話機単位の契約からFOMAカード(UIMカード)単位の契約になるため1つの契約で複数の電話機を使い分けることもできます。FOMAのデータ通信はパケット通信方式注3)で、通信プロトコルとしてはTCP/IPを採用しているため、イントラネット(LAN)接続や、インターネット接続注4)を利用するアプリケーション向けとして、様々な目的に利用できます。また、従来のDoPa網に替わるサービスとして、各種の遠隔監視システムに利用できます。下図に、イントラネット接続によるシステム構成例を示します。

FOMAの利用料金

データ通信は、パケット通信方式であるため、端末を接続した場合でも通信料は送受信したデータの量(パケット量)に基づいて課金されます。利用料金については、NTTドコモが各種のプランを用意しています。なお、パケット料金のほかに、イントラネット接続のためのISDNや専用回線の利用料金、さらにインターネット接続する場合は、ISPの契約料金が別途必要です。詳しくはNTTドコモにお問合せいただくか、下記ホームページをご参照願います。
https://www.nttdocomo.co.jpblank

注1)W-CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)は、NTTドコモやEricsson社などが開発した第3世代携帯電話(3G)の通信方式。CDMA方式を採用し、1つの周波数を複数の利用者で共有できるため、周波数効率がよいです。

注2)iモードもパケット通信を利用していますが、システムとしてまったく別のサービスとして存在します。iモードは携帯電話で利用することを前提としています。これに対してFOMAデータ通信はLANやPCなど外部に機器と組み合わせて利用するサービスです。

注3)情報をパケット(小包)に分割し、それぞれのパケットに宛先や制御情報といった付加情報を付けて通信する方式です。複数のユーザが共通の回線に相乗りして通信できるため、回線利用率が高く、通信コストを低く抑えることができます。1パケットは128バイトです。

注4)FOMA網でインターネット接続やメールサービスを利用する場合は、FOMA対応が可能なISP(インターネットサービスプロバイダ)と契約する必要があります。メールサービスではNTTドコモのmoperaやmopera-U(契約が必要)が利用できます。

FOMAとイントラネットシステム構成例
FOMAとイントラネットシステム構成例

LTE(Long Term Evolution:ロング・ターム・エボリューション)

LTEは、データ通信速度を高速化した新しい携帯電話の通信規格です。現在主流を占めている第3世代(3G)携帯電話と、第4世代(4G)携帯電話の中間に位置するという意味で、第3.9世代(3.9G)もしくはSuper3G携帯電話とも呼ばれています。しかし最近、国際電気通信連合はLTEを4Gと呼称することを認可したために市場では呼び方にばらつきが見られます。
LTEでは理論上の最高通信速度が下り(基地局→端末)で100Mbps以上で、上り(端末→基地局)で50Mbps以上となりますので、家庭向けの光ブロードバンド回線にほぼ匹敵する高速なデータ通信が可能です。また、すべての通信をパケット通信として処理しますので、音声通話はデジタルデータに変換されてパケット通信に統合されます。
LTEで利用する周波数帯域や使用する帯域幅は3Gと共通です。各キャリア(通信事業者)は従来のサービスからスムーズに移行することを目指しています。下表は各キャリアのLTEサービスの一覧です。

キャリア LTEのサービス 通信速度 LTE方式
NTTドコモ Xi 下り100Mbps/上り37.5Mbps FDD-LTE
KDDI 4G LTE 下り75Mbps/上り25Mbps FDD-LTE
ソフトバンク softbank 4G LTE 下り75Mbps/上り25Mbps FDD-LTE
ワイモバイル
(旧イー・モバイル)
Y!Mobile LTE 下り75Mbps/上り25Mbps FDD-LTE

*. FDD-LTE:上りと下りで異なる周波数を利用して送受信するFDD(Frequency Division Duplex)方式のLTEのこと。
  これに対し上りと下りで同じ周波数を時分割して送受信するTDD(Time Division Duplex)方式がある。

LTE対応製品(NTT docomo)を使用した データマル®(形式:DL8)による遠隔監視システム構成例
LTE対応製品(NTT docomo)を使用した データマル®(形式:DL8)による遠隔監視システム構成例

参考:
Wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wikiblank
IT用語辞典 e-Words(https://e-words.jp/blank