1999年4月号

ホットライン日記

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Q 通常、調節計からの出力信号DC4~20mAによってコントロールバルブを駆動しています。しかし、工場の設備の定期点検や修理に際し、その都度結線を外す作業を行うことなく、上記バルブに4mA、12mA、20mAの模擬入力を加えて動作確認したいのですが、良い方法はありませんか。

A エム・システム技研のアナログ信号切換器(形式:MNV)とポテンショメータ変換器(形式:PMS)を使い、図1に示すように構成すれば、目的を達することができます。ポテンショメータ変換器と固定抵抗で、模擬入力を作り、調節計からの信号とポテンショメータ変換器からの模擬入力信号の切換えはアナログ信号切換器で行います。また、連続信号DC4~20mAを模擬入力としてコントロールバルブに加えたいときは、固定抵抗の代わりにポテンショメータを使えばよいでしょう。


Q ポンプ場で流入水中のゴミを取り除く除塵機の動作指令を考えています。図2に示すように、それぞれ測定レンジが異なる水位計①と水位計②の信号(DC4~20mA)を取り込んで、水位差が2m以上なったときに除塵機のスイッチをONにするようにしたいのですが、良い方法はありませんか。

A 測定レンジが異なる2台の水位計からの信号を使いエム・システム技研のデジタル式演算変換器(形式:JF)で演算(引き算)し、その結果をアラームセッタ(形式:ASW)に渡し、水位差が2m以上になったときに警報接点がONになるようにします。このON接点信号を除塵機駆動用モータの回転命令にすれば、目的を達することができます。デジタル式演算器の演算式としては、加減算の演算式を使います。2台の水位計は測定レンジが違いますから、演算式のバイアスとゲインにより整合をとってから引き算を行います。


Q マンホールポンプの運転状況を、一般公衆回線を用いて監視したいと考えています。どのような機器構成にしたら良いでしょうか。マンホールポンプの局数は将来増えていきますから、それに対応できる構成にしておきたいのですが。

A 一般公衆回線を使ってマンホールポンプの運転状況を監視するということと、将来局が増設されるということなので、エム・システム技研のMsysNetシステムに基づくパソコンによるロガーシステムをお使いになることをお勧めします。局の機器構成は図3のようにします。コンピュータから電話を掛ける指令を出すことによって、各局の運転状況を監視できます。また運転状況の日報・月報もこのシステムであれば出すことができます。図中に示すリモート入出力ユニット(形式:SML)としては、デジタル入出力のもの、アナログ入出力のもの、またデジタルアナログ混在のものがあります。同一局でそれぞれの監視項目が増えたときには、SMLを増設することによって対応でき、拡張性に富んでいます。

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