2004年12月号

ホットライン日記

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Q 専用回線を使い子局PLCと親局PLCの間でデータの送受信を行いたいと考えています。ただし、子局と親局では異なるメーカーのPLCを使用しています。それぞれの信号をハードワイヤリングするとコストがアップしてしまうため、ネットワーク通信での接続を採用したいのですが、よい方法はありませんか。

A MsysNetのテレメータシステムをお奨めします。図1に、そのシステム構成例を示します。この例では、富士電機製PLCと三菱電機製PLCの間でデータをやりとりしています。PLCインタフェース(形式:SMDL)は主要なPLCメーカーの製品に対応しています。なお、信号点数によっては機器構成が変わることがありますから、詳細については、ホットラインにご相談ください。 【野田】
MsysNetは、エム・システム技研の登録商標です。

 

Q 2系統の負荷に対する供給電力を1台の記録計で記録したいと考えています。電力のレンジは、0~6000kWと0~1200kWです。また、使用する記録計の入力レンジはDC0~10Vです。どのようにすればよいでしょうか。

A 供給電力の測定に各1台の電力トランスデューサ(形式:KEWTN)を使用し、0~6000kW用KEWTNの変換出力はDC0~10Vに、0~1200kW用の出力はDC0~2V(コード0指定電圧レンジ)に仕様設定するとよいです。【臼井】

 
Q 分散形多重伝送ユニット(形式:DLA)を使ってデータ伝送を行っています。昔はDLAに熱電対、測温抵抗体の入力ユニットがありましたが、現在はホームページの製品案内などを見ても見あたりません。熱電対、測温抵抗体に対応する方法はないのでしょうか。

A 現在、DLAは分散形多重伝送ユニット(形式:DLA1)に形式を変更させていただいています。ま
た、DLAの熱電対、測温抵抗体の入力ユニットも機種を変更し、マルチアナログ入出力ユニット(形式:60S)注)を用意しています。60SはSIN-NET通信(DLAの通信プロトコル)の伝送ユニットであり、下位につながる機器として10・RACKシリーズ、18・RACKシリーズを用意しています。なお、60Sの場合、熱電対、測温抵抗体だけでなく、混在する直流信号も取り込むことが可能です。【林】

注)60Sの詳細については、エム・システム技研ホームページ https://www.m-system.co.jp/ 中の「データライブラリ」で仕様書をご覧ください。



 
 
Q 現在、超スローパルス変換器(形式:KEP)を使用し、エンコーダからのオープンコレクタ出力(周波数レンジ0~35Hz)をDC0~10Vに変換し、速度制御を行っています。今回エンコーダの取替えを行い、周波数が約2倍になります。また、周波数レンジの変更を、随時、現地で行いたいのですが、対応できる変換器はありませんか。なお、センサ用電源としてDC12Vを供給する必要もあります。

A レンジ可変形パルスアナログ変換器(形式:KPAU)が好適です。KPAUでは、入力の周波数を0~0.001Hzから0~99.99kHzの間で現場設定可能です(設定は変換器前面のロータリスイッチにて行います)。また、センサ用電源もKEPと同様に付属していますし、配線も同じです。したがって、配線はそのままでKEPと置き換えることができます。その他の機能として、KPAUは不均等パルスの補正、分周比設定、ダンパー設定(アナログ出力回路のフィルタ設定)が可能であり、また、状態表示ランプ、入力モニタランプを備えています。【井上】


 
 
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