エムエスツデー 2020年10月号
Products Review
IoT4兄弟とリモートGP®のご提案 その5
IoT4兄弟
納入例1 物流センターのトラック管理
納入例2 トイレの利用状況の監視
納入例3 植物工場の環境監視
納入例4 太陽光発電のインフォメーションボード
納入例1 適用分類【対象：運輸】【用途：遠隔監視】
物流センターのトラック管理
トラックの入退場や積込状況を確認
物流網の拠点となっている物流センターでは、トラックの発着時に荷物の積下しや検品など、多くの作業を効率的に行う必要があります。トラックが到着して、すぐに荷物を積めればドライバーの待機時間が短縮されますが、センターの担当者と運転手がうまく連携できないときは作業効率が悪くなります。
そこで、くにまるとリモートGPによる監視システムをご提案します。トラックの発着や荷物の積込情報などをくにまるで無線伝送し、それをリモートGPに取込み、現状をパソコンやタブレットのグラフィック画面で監視できるようになります。さらに、ネットワークカメラとリモートGPを組合せて、トラックの入場と退場の様子を画像でも確認できるため、作業効率が上がります。
納入例2 適用分類【対象：商業施設】【用途：予知・予防保全】
トイレの利用状況の監視
利用している人数・時間を確認
道路のサービスエリアや商業施設などではトイレに行きたくても行列ができているために、すぐには利用できないことがあります。そこで、リモートGPとデータマルを組合せ、大型液晶モニタを使って混雑状況がリアルタイムで見えるシステムをご提案します。
個室のドアに取付けられたセンサによってドアの開閉を検知し、そのデータをデータマルに入力します。そして、リモートGPがLAN経由でデータマルからデータを取得し、大型液晶モニタにグラフィック表示して利用状況の情報をお客様に提供します。もし、長時間扉が閉まっている場合は異状と判断し、データマルからメール通報でトイレ管理の担当者へ知らせます。
納入例3 適用分類【対象：農業】【用途：遠隔監視】
植物工場の環境監視
工場内の環境情報を一括表示
植物工場での作業中は、工場内の温度や湿度などの情報を見ることができず、集中監視システムのある事務所に問合せる必要があります。そこで、工場内のどこからでも現状確認できるシステムを簡単に実現できるリモートGPの採用をご提案します。
リモートGPはリモートI/Oから社内LAN経由でデータを取込み、その情報をHDMIケーブルを経由して大型液晶モニタに表示できます。どこからでもひと目で必要な情報がわかります。また、無線LANを組合せると、手持ちのタブレットからも同じ画面を見ることができるようになります。
納入例4 適用分類【対象：太陽光発電】【用途：遠隔監視】
太陽光発電のインフォメーションボード
発電量や天気予報などを一緒に表示
社屋に導入した太陽光発電設備の「見える化」システムとしては、高価な専用システムの代わりに汎用品のリモートGPとWebロガー2の採用をご提案します。この2つを使用すれば、簡単な工事で安価にシステムを実現できます。
Webロガー2に太陽光による発電電力量を入力し、Webロガー2の標準機能でトレンドグラフや帳票画面を生成します。そして、Web画面はリモートGPを経由して大型液晶モニタのインフォメーションボードに表示できます。さらに、インターネット回線に接続してあるため、ボードには天気予報も表示できます。たとえば、翌日、天気が悪くなるときは前日の夜間に蓄電池を充電しておくことで、昼間の割高な電力の購入を抑えるなどの計画を立てることができます。
