(株)エムジーカスタマセンター

フリーダイヤル0120-18-6321

または TEL06-7525-8800

電力監視コンポーネント

POWER MONITORING COMPONENTS

性能を損なうことなく経済性を最優先して設計・開発された電力トランスデューサと電力マルチメータシリーズです。

電力の省エネに役立つ知識電力デマンドとは

デマンド値とは・・・

高圧、特別高圧で電気を受けるビル、工場などでは、電力会社が30分最大需要電力計(デマンド計)が組み込まれた電子式の取引用電力量計を取り付けて、電気の使用量を計測しています。30分最大需要電力計は、30分間(毎時ごとの0分~30分、30分~60分の30分間)の電気の使用量を計測し、平均使用電力(kW)を算出します。そして1ヶ月の最大の値を記憶し、表示するようになっています。

電力会社の電気料金計算で使われるデマンド値

現在の電気料金制度は、契約電力で決まる基本料金と電力使用量で決まる電力量料金により計算されます。

現在の電気料金制度は、契約電力で決まる基本料金と電力使用量で決まる電力量料金により計算されます。
※力率を改善することにより基本料金が割引きされます。85%を下回る場合は割増しされます。

契約電力はデマンド時限(30分間)の平均使用電力であるデマンドが基準となり決定されます。各デマンドの最大値が最大デマンドとなり、この値が契約電力を左右します(デマンド値が大きくなれば契約電力も大きくなります)。このため同じ電力使用量でも、契約電力が大きくなれば電気料金が大きく上がってしまうことになります。従ってエネルギーコスト削減のためには契約電力を低く抑えることが有効な手段になります。 またデマンド監視によりデマンドを抑えることは使用電力量の削減にもなり、省エネを実現することにつながります。そこで、デマンドを継続して監視できるデマンド監視機能をもった電力監視システムが有効になります。

契約電力の決まり方

高圧で受電される契約電力500kW未満のお客様の場合、その月と過去11ヶ月の最大需要電力(デマンド値)の中で最も大きな値が基本電力の計算に使用されます。つまり1回でも大きなデマンド値が出ると1年間はそのデマンド値が適用されます。

高圧で受電される契約電力500kW以上のお客様の場合、協議により契約電力が決められています。最大需要電力が契約電力を超えると、通常より割増しの違約金を支払うことになります。そして最大需用電力(デマンド値)をもとに新たに契約電力の変更の協議が行われることになります。