2004年3月号

ホットライン日記

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Q 制御弁コントロールループ用のバックアップ機器を探しています。手動バックアップ時には、UP/DOWN用接点のON-OFFによってMV値を変えられるようにしたいと考えています。なお、MV値の出力範囲については、上限値/下限値を設定できることが条件です。

A デジタル設定形の「アナログバックアップ(形式:MXAB)」注)の採用をご提案します。MXABの上下限設定については、上限設定は-14.9~115.0%の間、また下限設定は-15.0~114.9%の間での設定が可能です。たとえば、上限設定を100%、下限設定を0%にすることができます。MXABは、このほかスケーリング表示、マニュアル時の応答時間設定、マニュアル時の出力モード・スライドバック速度の設定、ループテスト出力などの機能を装備しています。また、操作接点入力機器として、ソフトターミナル(形式:STまたはSTL)をご用意しています。 【三ヶ田】

注)MXABの詳細については、エム・システム技研ホームページhttp://www. m-system.co.jp/中の「データライブラリ」で仕様書をご覧ください。

Q ダンパーの開度を、手動切替えスイッチで制御していますが、この切替えに合わせてPLCから出力する接点信号(5点)を使い、開度を記録計で記録したいと考えていますが、これを実現するよい方法はありませんか。

A 接点加算器(形式:30DA)の採用をご提案します。30DAは、個々の接点入力信号に任意の“重み”付けを行った上、アナログ信号として出力させることができます。たとえば、それぞれの接点入力に対応して4mA、8mA、12mA、16mA、20mAを出力することが可能です。なお、複数個の接点がONの場合は、それぞれの“重み”を加算した信号を出力します。【林】


 
Q 2系統の設備を統合したため、積算電力量の合計値を計測表示させ、またそれぞれの瞬時電力値も計測表示させたいと考えています。どのような機器を使用すればよいでしょうか。

A 電力トランスデューサ(形式:LTWT)で積算用パルス出力付きの製品を2台と、パルス加算器(形式:JPSM)を1台使用すれば実現できます。瞬時電力は2台のLTWTから直接アナログ出力させ、積算電力量の合計値は2台のLTWTから出力されるパルス信号をJPSMで加算した後、カウンタに入力します。なおLTWTでは1パルス当たりの電力量を発注時にご指定いただけますが、もしご購入後にこの値を変更する必要が生じた場合は、プログラミングユニット(形式:PU-2A)を使用することにより、JPSMで2系統のパルス数を加算し容易にスケーリング(たとえば合計パルス数の1/10、1/20などの値にパルスレート変換)していただけます。【井上】


 
 
Q 工場における電力/ガス/水道などの使用量の推移を記録するロガーを検討しています。パソコンではなくコンパクトフラッシュカードに記録し、あとでExcelで処理したいのですが、よい方法はありませんか。なお、電力/ガス/水道の使用量はパルス信号で出力されています。

A チャートレス記録計本体(形式:73ET/0002、74ET/0002、75ET/0002)のご使
用を推奨します。入力機器としてはリモートI/O(形式:R1M-P4)を使用します。R1M-P4は、積算パルスを4点入力することができます。カウンタは0~999999999までカウントでき、カウントアップで自動的に0に戻り、再びスタートします。73ETはこのカウント値を時系列でコンパクトフラッシュカードに記録します。記録したデータについては、チャートレス記録計本体に無償添付されているチャートレス記録計本体支援パッケージ(形式:CHARTLSP)のPCレコーダソフト(MSR128-V2)によって、CSV形式への変換や帳票作成が行えます。【野田】



 
 
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