エムエスツデー 2013年1月号

カンパニーアウトライン

Vol.10
「基本納期」と「変換器の急給センター」

短納期への挑戦 !

 創業以来40年間、エム・システム技研の製造関係部門の歴史は「短納期への挑戦」の歴史だったといっても過言ではありません。「いかに品質を落とさず、お客様のご指定どおりの仕様で、ご希望にかなう期日に納品できるか」の追求のために様々な工夫を繰り返して参りました。1984年、今から27年前に「変換器の急給センター」を開設したのも、エム・システム技研が最初です。
 今回はエム・システム技研 製造部門の短納期対応についてご説明します。

納期でお困りなら、まずエム・システム技研にお電話ください。

 エム・システム技研は、品質はもちろん、納期でもどの同業他社にも負けません。『主力商品の基本納期は3~4日』、それ以外の商品でもすぐに納期をお答えできるシステムを整えており、もしお答えした納期に対して「短縮」のご要求があったときは、全社を挙げてそのご要求の受入れに努力します。さらに、お約束した納期は99.99パーセントお守りしている実績があります。また、緊急の場合は「変換器の急給センター」で対応します。 まずお客様に『安心』していただくことが何より大切だと考えています。

「基本納期」で間に合わない場合はお問合せください。

 エム・システム技研は、ホームページや総合カタログで製品の納期を「基本納期」という表現で公表しています。「基本納期」とは土・日・祝日を除いた実働日数であって、必ず必要な日数とは限りません。 製造部門が製品を製造するための時間、つまり製造納期は、部品在庫や半製品在庫のほか、生産ラインの混雑具合でも変わってきます。 エム・システム技研 生産管理部門では、部品在庫、半製品在庫の把握はもちろん、どの生産ラインにどれだけ余力があるかが、いつでも分かる仕組みになっています。もしお客様が抱えておられる Jobがこの「基本納期」で間に合わないときは、ぜひホットラインまでご連絡ください。生産ラインを調整するなどして、可能な限りお客様のご希望に沿うよう納期を短縮します。さらにこの納期回答も、できるだけ短時間で回答させていただくよう努力しています。

即日出荷が可能な「変換器の急給センター」

 今すぐ信号変換器が欲しいという場合、エム・システム技研には即日出荷可能な「変換器の急給センター」があります。工場まで取りに来ていただけるお客様には、手渡しで変換器をお渡しできます。

 急給センター対応機種も他社と比較した場合突出して多く、約335機種と充実しています。ホームページや総合カタログで車の形をした急給センターのアイコンが付いている機種が急給対応品です。ただし生産台数に限りがありますので、詳しくはホットラインまでお問合せください。

ホームページや総合カタログで車の形をした急給センターのアイコンが付いている機種が急給対応品

エム・システム技研の「急給センター」はココが違う!

  昔は「急給センター」という独立した部署があり、急給用の人員と部品在庫を抱えていました。しかし現在のエム・システム技研には、そのような名前の部署はありません。なぜなら工場全体で短納期対応可能な生産システムを構築した結果、特別に「急給センター」という部署をもつ必要がなくなったためで、これはある意味で工場全体が「急給センター」化したといえるかも知れません。 即日出荷のための部品を確実に在庫できる機種は、ほとんど急給センター対応にできます。エム・システム技研だけが急給対応品が335機種と突出して多いのはこのためです。

 機種数だけではありません。短納期対応のため一部の製品を造り置きする方式だと、機種にも詳細仕様にも限りがあります。エム・システム技研の「変換器の急給センター」はすべて仕様をお伺いしてから生産を始める受注生産ですから、詳細仕様にも限定を付ける必要がありません。これも大きな相違点です。

「社員の誠意と心構え」が基本

「社員の誠意と心構え」が基本 エム・システム技研は営業がパソコン画面から直接納期を確定できるほどコンピュータシステムが完備されています。しかし個々の「引き合い」で納期短縮となると、とてもコンピュータで管理できるものではありません。

 社員一人ひとりの誠意と心構えで一つひとつ少しずつ納期を縮めています。

完全にデジタル化された製造マニュアルと検査マニュアル

 製造ラインマニュアルも、検査ラインマニュアルも、作業指示はデジタル化されています。

 納期短縮に伴い、急にラインが組み変えられても、柔軟、迅速かつ正確に対応できます。

完全にデジタル化された製造マニュアルと検査マニュアル


ページトップへ戻る