ネットワーク機器組合せ体験レポート
コンプレッサの消費電力を事務所のパソコンで監視

このコーナーでは、ネットワークを使って当社の製品同士、あるいは当社製品と他社製品と組合せて通信を行うための配線や設定方法などを具体的に紹介します。 今回紹介しました設定の詳細は、当社Webサイトの「よくあるご質問(FAQ)」に掲載しています。

電力マルチ変換器の計測データをWebロガー2に読み込む設定をご紹介!

拡大図

M5XWTUの配線
コンプレッサ分電盤のわずかな隙間に電力マルチ変換器(形式:M5XWTU)を2台取付けました。

M5XWTUの設定M5XWTUの設定

M5XWTUのModbus通信の配線は2本線で接続します。DAとDBの接続が逆になっていると通信ができませんので注意が必要です。
M5XWTUの設定(※1)
コンフィギュレータソフトウェア(形式:PMCFG)を当社Webサイトからダウンロードします。
M5XWTU設定時の接続M5XWTU設定時の接続
パソコンと電力マルチ変換器(形式:M5XWTU)を専用ケーブルで接続します。M5XWTUの入力仕様の設定を行った後、PMCFGのモニタから正しく測定できているか確認します。

当社のコンプレッサ室の電源は三相3線式 200Vですので下記のように設定しました。
当社のコンプレッサ室の電源は三相3線式 200Vですので下記のように設定しました。
次にModbusの通信設定を行います。
次にModbusの通信設定を行います。

(*1)設定には、ご紹介したほかにも設定が必要な項目があります。設定はコンフィギュレータソフトウェアのマニュアルに従って進めてください。

GR8-EMの設定
パソコンとEthernet/RS-485変換器(形式:GR8-EM)をLANケーブルで接続し、ブラウザソフトからGR8-EMの設定画面を開きます。Modbus通信に必要な項目を設定します。

Modbus-RTU設定画面GR8-EMの設定

DL30の設定(*1)
Webロガー2用コンフィギュレータソフトウェア(形式:DL30GCFG)を当社Webサイトからダウンロードします。
DL3</div>0設定時の接続通信設定画面

パソコンとWebロガー2(形式:DL30)をUSBケーブルで接続して、DL30M5XWTUと接続するための通信設定と測定値を取得するためのチャネル登録などをDL30GCFGで行います。
有効電力のチャンネル登録画面