エムエスツデー 2015年4月号

製品別情報

Products Review
新機能①・②搭載でさらにパワーアップ!
データマル®タイプD新登場!

新機能(1)I/Oマッピング機能,(2)Web画面カスタマイズ機能 搭載でさらにパワーアップ! データマル®タイプD 本体基本価格:80,000円

① I/Oマッピング機能 (I/O Mapping)

「マーシャリングボード」のような機能

「I/Oマッピング機能」とは、データマルのModbus/TCPマスタ機能を利用して、データマルと同じModbus/TCPのネットワーク上にあるリモートI/Oの相互間、あるいはリモートI/OとデータマルのI/Oカードの間で自由に入力信号と出力信号の対応(接続)を定義できる機能です。この機能は、計器盤において入出力信号間を自由に結線(ハードワイヤリング)できる「マーシャリングボード」のような役割に相当します。

多重伝送システム構成例

● リモートI/Oで多重伝送システムを構築できます。
データマルのI/Oマッピング機能により、Modbus/TCPネットワーク上にあるリモートI/OのDi とDo、Ai とAo をそれぞれ多重伝送装置のように対応させることができます。もちろんデータマルの入出力とリモートI/O間でも、信号の多重伝送ができます。

n対nのインターネットテレメータが実現します。

IP網を利用した遠隔監視・記録システムを構築できます。
LAN/WANやVPN(バーチャルプライベートネットワーク)などのIP(インターネットプロトコル)網を介して伝送した場合でも同様にI/Oをマッピングすることができます。遠方に設置された現場の信号をVPNを介して集中監視するインターネットテレメータシステムを構築できます。

インターネットテレメータ システム構成例

② Web画面カスタマイズ機能(User's Graphics)

JavaScriptにより動きのあるグラフィック画面を作成できます*1

計測データ列を、JavaScriptの配列として出力する機能をもちます。したがって、JavaScriptやWeb画面構築に関するHTMLやCSSなどの知識をお持ちのユーザー各位は独自のトレンド描画やバーグラフなどを、自由に作成いただけます。出力されるファイルの種類としてはアナログ入力、アナログ出力、デジタル入力、デジタル出力、トレンドデータ、イベントデータなど、豊富なデータがあるため、お客様がお望みの画面を作成いただけます。

グラフィック画面例

インタラクティブな操作で設定値を変更できます。

バルブの開度設定を変更する場合

独自タグによる画面作成*1

HTMLファイル中に記述された独自のタグを、本体が対応文字列に自動で置き換える機能があります。これを使えば、ユーザーにはスクリプト言語の知識がなくても独自の数値表示画面を簡単に作成することができます。

独自タグによる画面例

*1 オリジナル画面は、お客様がプログラミングして作成する画面です。エム・システム技研では画面で使用するパーツや表示内容および動作に関する保証はいたしかねますので予めご了解ください。


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