エムエスツデー 2014年7月号

アプリケーション紹介

部品実装ラインの無線LANアプリケーション

業界 製造業 機種 無線LAN表示灯 パトレイバー® IT60SW□

装 置 概 要

CKD(株)様製 「はんだ印刷検査機VP6000-Vシリーズ」

 電子機器の自動組立プロセスは、「クリームはんだ印刷機」でプリント基板にはんだ印刷を行った後に、チップマウンタで部品の実装を行い、その後リフロー炉で加熱するという流れで進められます。

 この「クリームはんだ印刷機」でプリント基板に、はんだが正常に印刷されたかを検査するのが「はんだ印刷検査機」です。

 基板実装不良の70%がはんだ印刷工程に原因があるといわれ、印刷直後に不良実装が検知できれば、後工程への影響を防止でき、全体の実装不良率や、後工程でのリペア(修理)工数が大幅に低減されます。

 CKD(株)様製 「はんだ印刷検査機VP6000-Vシリーズ」は、業界トップレベルのスピードと計測精度で、はんだ印刷の3D検査を行っています。

クリームはんだが印刷されたプリント基板

システムの概要

 

 「はんだ印刷検査機 VP6000-V」が監視検知した不良や実装ラインに関する様々な情報(下図参照)をタブレットで共有できるシステムが「遠隔監視システム SmartRIn(スマートリン)」です。「無線LAN表示灯 パトレイバー®」を介してタブレット端末やスマートフォンなどのモバイル端末と通信し、最大6台までの「はんだ印刷検査機」の稼働状況をリアルタイムで監視できます。通信可能な範囲であれば、どこにいてもグラフィカルな表示で生産状況を把握できます。 異常が発生した場合には表示灯によって警報表示をするほか、モバイル端末に通報し、その場で不良パッドの状況を数値データと3D画像で確認できます。

遠隔監視システム SmartRIn(スマートリン)

パトレイバーミニシリーズ
■ 無線LANターミナルとして、設備や装置の稼働状況や測定値が送受信できます!
■ Modbus/TCP対応機器を接続して無線LAN 経由でデータをロギングできます!
■ CC-Linkなど、オープンネットワーク対応形もご用意しました。

「はんだ印刷検査機VP6000-Vシリーズ」 および 「遠隔監視システムSmartRIn」
につきましては、下記にお問合せください。

CKD(株) VPお客様専用ダイヤル TEL(0568)74-1145


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