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プレスリリース

タブレット端末で表示を行う記録計を新発売

タブレットが記録計に
− 次世代記録計 タブレットレコーダ ® −

2014年4月1日
株式会社エム・システム技研

 株式会社エム・システム技研(本社:大阪市西成区南津守、代表取締役社長:宮道三郎)は、チャートレス記録計の新製品「タブレットレコーダ®(代表形式:TR30)」を開発、2014年5月から販売を開始します。
主な用途としては、PAやFA、各種実験装置、機械装置、研究施設、病院、学校、その他社会インフラ設備において、「データ記録・監視、データ収集、遠隔監視」です。販売予定価格はレコーディングユニット、I/Oカード(直流電圧入力2点)、ベース一式で約10万円〜です。
 年間販売目標は2014年度が1,000台、2015年度以降が20,000台以上です。

表示の全てをタブレットに託した記録計

 タブレットレコーダ®は、従来のチャートレス記録計がトレンド画面をはじめとする各種の監視画面を記録計本体の前面液晶パネルに表示するのに対し、全ての表示をタブレットやスマートフォン、PC等のWebブラウザ画面に託す方式を採用した、これまでにない新しい概念に基づく記録計です。
データの収録を行うタブレットレコーダ®の本体と表示用のタブレットなどの端末は、Wi-Fi、もしくは有線LANで接続されます。このような構成を採ることによって、記録計の使用場面は飛躍的に拡大します。例えば工場などの現場監視の用途では、オペレータがタブレットやスマートフォンを携帯して自由に現場を移動しながらトレンドデータをチェックしたり、必要な時にはコメントを書き込むことができます。また、実験や研究などの用途では、デスクワークをしながら離れた場所に設置された装置や設備の記録データをタブレットやPCで閲覧でき、必要に応じてPC側にデータをアップロードできます。さらに、ルータを経由してインターネットに接続すれば、世界中のどこからでもタブレットレコーダ®にアクセスして遠隔監視やデータ収集ができます。
 タブレットなどの端末側には、標準で搭載されている汎用のWebブラウザがあれば、専用のアプリケーションソフトは一切不要です。さらに、端末側独自の便利な機能や汎用アプリケーションソフトがそのまま利用できるので、従来の記録計では考えられなかった様々な分野での応用が広がり、新たな記録計の需要が創造されるものと思われます。

主な特長

タブレットレコーダ

(1)シンプルで使い勝手の良い表示画面
 「トレンド画面(リアルタイムトレンド、ヒストリカルトレンド)」、「イベントサマリ画面」、「コメントサマリ画面」、ならびに各種の設定・操作画面を標準で搭載し、タブレットなどの端末のWebブラウザ画面上に表示します。表示画面は高速で自動的に更新され、データのリアルタイム監視ができます。画面構成は、記録計として必要、充分な情報を集約してシンプルに設計されており、タブレットの高精細なディスプレイ上で従来のチャートレス記録計を遙かに凌ぐ高い視認性と簡便な操作性を実現しています。

(2)タブレットの便利な機能がそのままに
 画面のタップやピンチイン、ピンチアウト、フリックなど、タブレットの操作感覚そのままに各種の操作ができます。また、記録データに対するコメントのキーボード入力や音声入力、手書きメモなども端末の標準機能やアプリケーションソフトの機能がそのまま利用できます。さらに、スクリーンショットで表示画面をキャプチャすれば、画像データとしてプリンタで印刷したり、メールやSNSに添付して配信したりするなど、タブレットの機能を最大限に活用した使い方ができます。

(3)大容量メモリによる長期間記録
 大容量主メモリを搭載し、また補助メモリにSD/SDHCカードを使用するため、長期間のデータ記録・保存ができます。例えば、16GBの補助メモリを使用すれば、10年を超すデータの連続記録が可能です(1チャネル分、10秒周期サンプリング)。また、FTPサーバ機能を標準装備しているので、記録されたメモリ上のデータをLANやインターネット経由でPCへ転送することが出来るので、データ保存に関するメンテナンス性が大幅に向上します。

(4)コンパクトな構成とフレキシブルなI/O点数
 タブレットレコーダ®は、CPUや主メモリ、補助メモリ(SDカード)と通信インターフェース部を内蔵するレコーディングユニット(寸法:W60×H115×D55mm)、及び各種アナログ信号やパルス信号、接点信号などを取り込むI/Oカード、ならびにこれらを結合するベース部の組み合わせによりコンパクトに構成されます(ビルディングブロック構造)。I/Oカードはアナログ入力、ステータス(接点)入出力、パルス入力の各種を用意し、必要な入出力種類と点数に応じて自由に選定、組み合わせができます。最大ではアナログ入力32点、接点入力64点、接点出力64点、パルス入力32点までの入出力が可能であり、この中から32チャンネル(ペン)の記録ができます。

※ 外付けのWi-Fiルータが別途必要です。
● 画面はイメージです。 お断りせずに変更することがありますのでご了承ください。
● エム・システム技研はタブレット端末の販売事業を取り扱っておりません。



製品詳細

タブレットレコーダ製品紹介記事(Webマガジン エムエスツデー4月号)

関連資料

本件資料(PDF):PDF377KB

製品写真・ロゴ(ZIP):ZIP7.6MB(製品写真JPG 3点、社名ロゴPDF 1点、本件資料PDF 1点)

本件に関するお問い合わせ
・製品に関するお問い合わせ:(株)エム・システム技研 カスタマセンター 
 電 話: 0120-18-6321 / 06-6659-8200
 e-mail : hotline@m-system.co.jp
・本プレスリリースに関するお問合せ:広報部 
 電 話: 06-6659-8202

以 上

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