「2023年度 MITA総会」を終えて
株式会社エムジー カスタマセンター システム技術グループ

紹介しています内容・社名・表示価格は、当時のものです。ご注意ください。
改定後の価格につきましては、Webサイトにある製品の仕様書をご参照ください。

はじめに

このたび2023年度MITA総会を、2月1日(木)に東京で全国一同にお集まりいただき開催し、47社/67名の方にご参加いただきました。

2024年1月に社名が「株式会社エム・システム技研」から「株式会社エムジー」に変わり、今回が最初のMITA総会開催となりました。会員様に新社名に込められたメッセージをお伝えしました。

総会は、第1部がセミナー、第2部がコミュニケーションタイムとした2部構成で行いました。第1部では、「新製品紹介」などのプレゼンテーションを聞いていただき、第2部はセミナーで紹介した製品などを展示した会場に移動し交流会を開催しました。当社社員との打合せ、ご参加者様同士の交流などが盛んに行われ、盛況のうちに閉会することができました。

タペストリー
セミナーの様子

セミナーの様子

コミュニケーションタイムの様子

コミュニケーションタイムの様子

当日のスケジュールと内容

13:30~

13:30~開会の辞
配付資料確認、エムジーメンバー紹介、会計報告等

 

―― 第1部 セミナー ――

 

● 営業報告および社名変更のプレゼンテーション
当社52期の受注実績と新しい社名に込めたメッセージの説明を行いました。

営業報告および社名変更のプレゼンテーション
 

● 新製品戦略のプレゼンテーション
2024年の新製品戦略を説明しました。新発売した「PCレコーダ」をはじめ今後リリース予定の新製品を紹介しました。

PCレコーダ
 

● 新製品の紹介

新製品の紹介

新発売した電動アクチュエータ ステップトップ® のリニアモーションタイプ(形式:MSP10)とロータリーモーションタイプ(形式:MRP10)の機能紹介を行いました。ステップトップ® は、ワンチップCPUで最新のステッピングモータを自在にコントロールする電動アクチュエータです。コンフィギュレータソフトウェア(形式:STCFG)にてPCからパラメータ設定や診断情報のモニタ、Modbus通信機能により、電動アクチュエータの稼働状況を把握することができます。
続いて、METATRON® (メタトロン)の紹介を行いました。メタトロンは、Ethernetベースの産業用ネットワークです。現場のアナログ信号やデジタル信号などのフィールドデバイスの情報を上位システムまでシームレスにつなぐことができるようにSingle Pair Ethernetを使用します。今回は、コントローラ、コンバータ、入出力機器などの製品ラインアップやシステム構成例を紹介しました。

直流入力変換器(形式:BA8NS-XV)

直流入力変換器(形式:BA8NS-XV)

 

● NTTアナログ専用回線の代替案について

NTTアナログ専用回線の代替案について

NTTアナログ専用回線の代替案を紹介しました。一つはIPコンバータを組合せたIP化です。テレメータD3シリーズにIPコンバータ(形式:DT8)を追加することで、機器はそのままでIP回線を使用することができます。もう一つは、IP回線が引けないような場所でのデジタル簡易無線を使用した無線化です。サンライズテクノ株式会社様から販売されていますデジタル簡易無線モデムU7000シリーズと組合せできるテレメータD3シリーズを用意しています。

既設テレメータをインターネットに接続するIPコンバータ

[PDF] 既設テレメータをインターネットに接続するIPコンバータ

 

● 電力監視製品の紹介

電力監視製品の紹介

まだまだ引き合いの多い電力監視製品のアプリケーション事例を紹介しました。また、新製品の電力マルチ変換器(形式:M50XWTU)、その他にWebロガー2(形式:DL30-G)のリモートI/Oの接続数32→64台の拡張、SCADALINXpro(形式:SSPRO6)のEMS画面の機能追加などを紹介しました。

電力マルチ変換器(形式:M50XWTU)

電力マルチ変換器(形式:M50XWTU)

15:00

15:00第1部 閉会挨拶

 

―― 第2部 コミュニケーションタイム ――

 

会場には、第1部のセミナーで紹介しました製品展示やMITA会員のトーネットシステム様が当社IoT製品を使用した監視システムを展示しました。

展示品

展示品

コミュニケーションタイムの様子

コミュニケーションタイムの様子

17:00

17:00第2部 閉会/総会終了


終わりに

今回の総会は初の2部構成で開催し、セミナーだけでなく、コミュニケーションタイムと称して製品展示と会員様との交流を主とした時間を設けました。セミナーで説明した製品の動作を実際に確認したり、説明を受けていただくことで、より深く知ってもらうことができたと思います。また、当社製品だけでなくトーネットシステム様から、当社製品を使用した遠隔監視システムを出展していただき、実際どのように運用しているか参考になったと思います。もし、今後のMITA総会で自社のシステムを発表していただける会員様がおられましたら、営業またはシステム技術グループの担当者へ気軽にご一報ください。お待ちしています。


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