「2022年度 MITA総会」を終えて
(株)エム・システム技研 カスタマーセンター システム技術グループ

紹介しています内容・社名・表示価格は、当時のものです。ご注意ください。
改定後の価格につきましては、Webサイトにある製品の仕様書をご参照ください。

はじめに

このたび2022年度MITA総会は、11月9日(水)の大阪会場を皮切りに、福岡会場、札幌会場、最後に11月29日(火)東京会場の全4会場で開催しました。今回は全国各地域での分散開催とし、合わせて60社/87名の会員様にご参加いただきました。発表内容は、新製品の「グラフィカルメール通報装置(形式:GM30)」をはじめ、「エム・システム技研の電力監視システム」や「SLMP通信を利用したアプリケーション事例」などをご紹介させていただきました。また今回は、動画を使用した発表やWebを活用したプレゼンテーションなど、新たな取組みを行いました。
2022年度MITA総会 2022年度MITA総会
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発表内容

エム・システム技研の新製品戦略のプレゼンテーション
エム ネキスト2023
エム・システム技研の新製品戦略
エム ネキスト2023

エム・システム技研の51期の受注実績および2023年の新製品戦略を説明しました。

新製品 グラフィカルメール通報装置(形式:GM30)のご紹介

エム・システム技研では、音声やFAXなど電話回線を利用した通報装置を早くから用意してきました。そして、インターネットが普及してきました2002年に、エム・システム技研は、Eメール通報機能を初めて搭載したWebロガー TL2シリーズを発売しました。それ以降もデータマル(形式:DL8 タイプAを除く)やWebロガー2(形式:DL30)、タブレットレコーダ(形式:TR30-G)にも次々と搭載しました。今回ご紹介するGM30は、Eメール通報装置の最新機種です。

グラフィカルメール通報装置(形式:GM30)
グラフィカルメール通報装置
(形式:GM30)
2022年度MITA総会

GM30の詳細については、エムエスツデー2022年10月号Products Review グラフィカルメール通報装置(形式:GM30)をご参照ください。

取扱説明書動画のご紹介

近年は、新型コロナウイルスが猛威をふるい当社も営業活動の制限を余儀なくされ、主にエンジニアリング会社向けに行っていましたシングルループコントローラやWebロガー2などの個別セミナーも行うことができなくなりました。そこで、この機会を活用して、今まで行ってきたセミナーのノウハウを動画にして公開しました。取扱説明書と一緒にご覧いただくことで、セミナーを受講したのと同様の経験ができます。

製品の取扱説明書動画のURL
https://www.mgco.jp/video/index.html#v07

エム・システム技研の電力監視システムのご紹介

近年、「カーボンニュートラル」や「カーボン・フットプリント」という言葉を聞くことが多くなり、「CO2の見える化」「電力の見える化」を推し進めている企業が大変増えています。エム・システム技研では、「見える化」にお役に立てる製品をラインナップしています。近年では、本日発表しますオープンネットワークも対応した電力変換ユニットの引合いをたくさんいただいています。

電力マルチ変換器(形式:M5XWTU)
電力マルチ変換器
(形式:M5XWTU)

M5XWTUの詳細については、エムエスツデー2022年4月号Products Review “片手で握れる”ポケットサイズのタンシマルシリーズに電力マルチ変換器が新登場!(形式:M5XWTU)をご参照ください。

【動画】生産現場での電力見える化でカーボンニュートラルに貢献する電力マルチタンシマル
https://www.mgco.jp/video/m5xwtu_cn/

【動画】超小形電力マルチ変換器を使った既設装置の電力集中監視
https://www.mgco.jp/video/m5xwtu/

「ワンループコントローラ(形式:ABL)のご紹介」の動画

エム・システム技研では、1995年にバーグラフ指示調節計のワンループコントローラ(形式:ABA)を発売しました。ワンループコントローラを含む制御機器は、「MsysNet計装システム」と呼ばれ、この名前を冠しました本MITA会の前身であるMsysNetクラブが1999年に発足しました。それ以降もMsysNet計装システムは、ラインナップの拡充と改良を重ねて好評を博しました。2010年には液晶表示器とタッチパネルを装備したプログラマブル調節計SCシリーズを発売、そして、この度、SCシリーズで培われた技術をもとにABLを新発売しました。

ワンループコントローラ(形式:ABL)
ワンループコントローラ
(形式:ABL)
「SLMP通信を使用したアプリケーション事例のご紹介」

SLMPは、主に三菱電機PLCのCPUユニットに搭載されている通信プロトコルです。エム・システム技研製品では、Webロガー2 DL30、データマルDL8のタイプE、タブレットレコーダTR30-G、リモートGPなどにも搭載されています。SLMPを利用すると、PLCのラダーシーケンスを変更することなく簡単にレジスタのデータを取得することができます。今回は、SLMP通信機能を搭載した新製品「I/O連結ユニット(形式:JC-IO)」と「通信入出力カード(SLMPクライアント用)(形式:R3-GSLMP1)」のご紹介とSLMP通信を使用したアプリケーション事例の発表を行いました。

2022年度MITA総会

R3-GSLMP1の詳細については、エムエスツデー2021年1月号Products Review R3-GSLMP1は、リモートI/O R3シリーズの豊富な種類の通信カードとSLMP通信とをインタフェースする通信入出力カードです。SLMP通信を自由自在に扱えます!!をご参照ください。

I/O連結ユニット(形式:JC-IO)
I/O連結ユニット
(形式:JC-IO)
SLMPクライアント用通信入出力カード(形式:R3-GSLMP1)
SLMPクライアント用通信入出力カード
(形式:R3-GSLMP1)
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終わりに

2022年度MITA総会は、昨年、一昨年と新型コロナウイルスの影響を受け総会の開催ができず、今回は2019年以来3年ぶりの開催となりました。新型コロナウイルスが蔓延する以前の総会と同等人数の会員様に参加していただきました。エム・システム技研では、新型コロナウィルス感染症のまん延をきっかけとして、従来の対面の打合せやセミナーから、Webを活用した打合せや本日の総会で発表したような動画の制作などにもチャレンジしています。今後も引続きMITA会の取組みの継続をお願いします。今回のMITA総会で発表した製品の中で興味をもっていただけた製品がございましたら、営業またはシステム技術グループの担当者へ気軽にご一報ください。お待ちしています。
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